緊急事態宣言と節分と日常

SNSでお知らせしていますが、

<緊急事態宣言延長のため2月も短期宿泊受付中止と無料キャンセルを承ります>

みなさん今週は豆まきしましたか?
私たちも下宿のみんなとお隣さんとで、太巻を作って節分を過ごしました^ ^!

アルフォンソも寿司巻き楽しそうでした♬

こんな時も家族のような時間を過ごせて、しみじみ有難く感じました。
いつもありがとう😊😊✨

風の森キッチンの当面の営業形態ですが、短期宿泊(民宿)の新規受付をグランピング含めて3/7まで中止とします。
また、既予約に関して、キャンセル料は無料とさせていただきます。

また、埋まりつつある下宿枠ですが、ご興味のある方はいつでもご相談ください。

①お弁当について

月曜、水曜、金曜日に通常通り営業いたします。

前日16時までにお電話または、ショッピングページよりご予約ください。

②レストラン

恐れ入りますが引き続きレストランのご利用はお泊まりのお客様のみのご利用となります。

2月は16日,23日に近くにございますカフェsenkiyaさんにて出張ランチを提供させて頂くのでどうぞお運びください。(ランチは売り切れる可能性があります、ご予約いただくと確実です。)

④下宿

下宿のご相談は常時承っております。気軽にお問い合わせください。

以前にも書きましたが、外出時のマスクや帰宅時の手洗いの推奨、検温や宿帳の管理、共有スペースのレストラン営業の制限など感染症対策も様々に行なっていますが、暮らしの家として、家の中でのマスクの着用は任意としています。

理由は、風の通りをとても大切にしているからです。

風通しは気の通り道。

ほっと息をついて、気の通る気持ちの良い場所であることをこころがけています。

おいでの際にはご承知おきください。

ゲストハウスとしてはこれからどうするべきか、どんな暮らしならば持続可能なのか、思考を巡らせる日々です。

この家にも、皆さんにも、よい風が吹き福がやってきますように。

ふうこ

senkiyaさんのごはん係

今年は時々お世話になります!

senkiyaさんのごはん係!

どういうこと?という方もいらっしゃるかもしれないので、少し私なりにご説明したいかと思います。

senkiyaさんは一言で表すのは難しいですが、

カフェと、レストランと、ギャラリーと、ライブやイベントスペースと、他にも革小物屋さんやコーヒーロースター、ベーカリーなど様々な要素が入り混じった秘密基地みたいな場所です。

車の修理やさんもあります。

そして、ごはん係なる日替わりシェフたちがランチ当番を担当していまして、毎日違ったランチメニューが楽しめるのも一つの魅力です。

風の森キッチンも時々このごはん係としてランチを提供させていただいています。

下の写真は今年のはじまり、1/5のカレー&コロッケランチです^^。

たくさんご来店くださり、また嬉しい感想も本当にありがとうございました!

厨房に引っ込んでワタワタしていることがほとんどですが^^;気兼ねなくお声掛けください!

今後は月に2回くらいのペースでご用意できればと考えていますが、不定期ですので随時SNSなどでお知らせしていきます♫

季節ごと様々なイベントや展示も開催されています。

スタッフの皆さんの受け止めるあたたかさ、集まってくる料理人たち、作家、音楽家など、それぞれの仕事が瞬間輝く、そんな場所に私も通うことができて嬉しいです。

当日は毎回ドキドキ。

新たな修行の日々が始まりました。

とても、楽しみです。

風の森キッチンでのイートインが宿泊のお客様に限定されているため、

せっかく足をお運びいただいても申し訳ない気持ちで事情をご説明する日々が続いていましたが、

機会がありましたらsenkiyaさんにもぜひいらしてみてください!

senkiyaHP: http://www.senkiya.com

senkiyaインスタグラム: https://www.instagram.com/senkiya/

ふうこ

緊急事態宣言を受けて

今年のお正月は久しぶりに、静かに過ごすことができました。

護摩焚きにも参り、追い風を賜りました。

今年はとにかくこんな日常と健康を守り、

日々1日1日を大切に過ごすことができたらと願っています。

皆でモリモリ食べて、今年も負けずに元気に行きましょう!!

さて、本日緊急事態宣言が出ました。

風の森キッチンは、再開した民宿業をグランピング含め2/7まで再びお休みします。

身を切る思いではありますが、すでに生活の拠点として風の森キッチンにお住いの皆さんと近隣の皆さんの公衆衛生と安全を最優先とさせて頂きます。

また状況をみながら、暮らしの宿として、第二の家として、1日からお受けできるよう頑張って乗り越えていきますので皆様どうぞ見守っていただければ嬉しいです!

レストランは引続き休業となりますが、今年はsenkiyaさんにて時々ランチを提供させて頂きます。

senkiyaさんについては次の記事でご紹介します。

お弁当は引続き月曜、水曜、金曜にご用意できます!

今年もどうか、皆元気に無事に乗り越えて過ごせますように!

2020年もあと少し。食卓と暮らしと。

今年の気持ちを書いておきたくて、ブログを開いています。

今年どれだけたくさんの食卓を毎日共に囲んだことか。

去年ならちょっと考えられないことです。

家族単位での暮らしが基本になり、仕事よりも健康が重要になりました。

ゲストハウスとしてスタートした風の森キッチンは去年有難いことにたくさんの方に来て頂きましたが、今年は様々な面からそれが困難になりました。住宅街の中で近所の皆さんに怖い思いさせてしまうかもしれないし、そもそも観光客も来ない。

そして、短期の宿泊を一旦停止して、下宿として一緒に暮らす仲間を募集しました。

毎日のごはんを一緒に食べて、皆でモリモリ元気に乗り切ろう!というのが今年のテーマになりました。

すぐお隣に越してきた橋本一家も加わって、家のこと、暮らしのこと、本当に家族のようにいろんなことを相談しながら過ごしました。

一緒に暮らすリスクも多い中、皆の協力があってここまでやってくることができました!

本当にありがとうございます!

これからも、元気いっぱい毎日ごはん炊いて、行ってらっしゃい!を言おうと思います。

ふうこ

大豆の収穫とタネの話

さて、前々回のブログで少し触れましたが、今回は大豆です!

今年5月、

自粛期間が始まりいろんな情報が飛び交う頃、

まだ畑計画はありませんでしたが、とにかく種を蒔こう!と庭の隅に大豆を植えました。

いつも風の森キッチンでお米と大豆をお願いしている能登の七原の自然栽培農家さん、結の手の大豆です。

途中庭の計画の都合で移動させられたり、虫に食べられたりしながらも逞しく育ち夏の枝豆も美味しくいただきました!

残りは来年につなぐ種として大豆になるまで育て、収穫して干していました。

そして、先日やっと脱穀(少ないので手作業で)しました!

ほんの一握りの収穫。

それでも確実に来年につなぐこの土地の種、2020年を共に乗り越えた種です。

少し長くなりますが、私が23歳ころに働いていた岐阜県奥飛騨の山奥で、ほんの一握りの地豆の種を探して分けていただき北海道の実家に持ち帰ったことがあります。私が生まれた頃に両親がたまたまその近くに住んでおり、美味しかったという豆のおぼろげな記憶を頼りに探しました。探し始めたはいいものの高山の朝市などで農家さんに聞いても知らないとのこと。諦めかけていた時に働いていた旅館の女将さんが友人たちに聞いてくれました。そして1人、とある村の出身という方が、そこの地豆がそうかもしれないと教えてくださいました。それがたまご豆でした。今では北海道の両親の農園で毎年たくさんのたまご豆(白たまご)が収穫されています。豆の栽培は手がかかるし、最後の脱穀から選別がとにかく大変で割に合わない農産物。でも毎年美味しいと喜んでくれるファンのために、数種類の豆を両親は作っています。そして売れる分の量は本当に少ないのに、自家用から私にもたくさんいつも送ってくれます。まさにひとつぶひとつぶ両親が育てた種です。

話が急に変わりますが、私が自然栽培について勉強していた時にきいた種の話です。種は地面に落ちて最初の根っこをひゅっと出した時にその土の情報を読み取るそうです。そして自分のDNAの中にある記憶の中から戦略をたて、育ち方を決めていきます。DNAはそれまでのたくさんの記憶からなる設計図であり、戦略本だということでした。例えば、栄養がたっぷりの土なら、あまり根を伸ばさずにどんどん近くから吸収して木や実をすばやく大きくしますし、痩せた土地ならば根をしっかり張ってゆっくり大きくなるという感じです。どちらも最終的には立派な実がなりますし、次の世代へと種をつないでいきます。そして設計図に新たな土地の記憶を刻んでいきます。実際私も、母が育てた苗が他の畑でだめになったり、その逆も見たことがあります。植え替え時の環境の変化に戦略変更が追いつかなかったケースだと思います。

前置きがめちゃくちゃ長くてすみません(^_^;)

種は過去を記憶して次へ繋いでいく大切な地図だと私は思っています。

今、世界各地でシードバンクや遺伝子組み換え作物への反対など、様々な活動が起こっていますが、私もまた、私たちが持続可能で健康的な明日をこどもたちにつなぐために、種への敬意を忘れずに日々生活していきたいと思っています。

この写真は、今年の3月に私が仕込んだ味噌。結の手さんの大豆です。今美味しく食べています。

この時の味噌作りワークショップに参加くださった皆さん、どうでしょう、うまくできましたか?

うちの大豆の収穫は味噌を仕込むほどはないので、また結の手さんにお願いして、仕込もうと思います。

こんな状況ですが来年もみんなで仕込めたら嬉しいなと願っています。

ふうこ

干し大根と発酵と微生物と今年最後のお弁当

SNSでも書かせていただきましたが、毎年の季節仕事のひとつに『旬の野菜を干す』があります。

今回は大根。

北海道では丸干しですが、こちらは気温が高いので粗く切って干すのがよいと学びました。

半干しにしたら、一部はサラダ、一部は昆布と醤油つけ、一部は甘辛く煮てつくだ煮になりました♫

干すと長持ちするだけでなく、旨味がぎゅっと凝縮され、さらに微生物により新たな旨味もでてきます。栄養バランスも変化します。(分解者は生産者と同じく偉大だと思っています!)

干したり漬けたり、先人の知恵は季節に足りないビタミンや栄養を補い、旨味も増やすんだからすごいです。微生物の力を借りて、免疫力を高め、ウイルスやストレスにも負けない丈夫で元気な体を維持していきたいですね!

昨日は今年最後のお弁当、甘酒とお塩に漬けたササミをジューシーなフライにしたこれまた最近の定番のひとつです。キャベツとターサイのクタクタ煮込みや、白菜の生姜ナムル、菊芋の塩きんぴら、ネギ焼き柚味噌など、冬らしく甘くなった野菜たちが入りました。

お弁当をこんなに長く続けるとは思っておらず、本当に全て手探りで今年は走り抜けてしまいました。

最後まで受け取り続けて頂いたみなさま、食材を届け続けてくださった農家さん、本当にありがとうございます。

たくさん働いてくれた風の森キッチンに住む微生物の皆さんもありがとうございました♫

日々営める事に感謝しています。

ふうこ

畑の様子

さて!すぐ目の前の空き地をお借りして始めた小さな家庭菜園。

ゆっくりペースで進めています^^

最後に植えたのは、冬ということで、いちご、玉ねぎ、そら豆、アスパラなど地植えは越冬するものを。

あとはプランターでサラダ菜や春菊などすぐにかきとって食べるもの。

早くに植えたルッコラが今はお弁当や日々の食卓で活躍しています⭐️

人参類が出来てきたら感動しそうです。

北海道では冬は作物が育たないのでとても新鮮です(玉ねぎやそら豆は初めて!!これでよいのかわかりませんがまずやってみます!)。

できるかな〜♫

一番最初の大豆は無事に収穫しました!次のブログで書こうと思います!

育っていくって本当にすごいですね、少しづつでもやっていきたいです♫

ふうこ

二周年を迎えてとりとめもない文

今月14日にありがたく2周年を迎えました。

今年は特別イベントをせず、当日はSNS動画でご挨拶させていただいたのみ。

静かな周年となりました。

ここでは飾らず正直に書きますが、本当に今日まで続けてこれるとは思っていませんでした。

もちろんそうしたいという強い意志はありました。

それでもなんどもこれまでだと思った時もありました。

気がつけばたくさんの出会いの中で助けられ、寄り添っていただきここまで歩んで来ることができました。

今は未来のことを希望を持って考えています。

お祝いにと可愛らしいプリザーブドフラワーを頂きました♫

それから、風の森のお酒や、美味しいコーヒー、チョコレート、、、大好きなものばかり^^♫

ありがとうございます!

嬉しかったのはスタッフのみんながお祝いに駆けつけてくれたことです。

今年はほとんど一緒に仕事ができなかったのに、

それぞれ生活が変化しながらも元気でやっていて、そんな近況報告をしながら、不思議と久しぶりな感じもしないいつもの顔ぶれ。

みんなGood Luck!! 2021年良い年になりますように、それぞれのペースで進んでいけますように。

健康で、持続可能な明日を共に築いていきましょう!

そしてまた面白いこと一緒に企てましょう!

心から願っています。

先日、鳩ヶ谷でうろうろと買い出しや配達をしながら、久しぶりの顔に会えたり、

『良いお年を〜』

と交わしながら、なんだかすごく嬉しい気持ちになりました。

およそ3年前に初めてこの街を訪れた時には、私はここでやっていけるだろうかという思いがありました。

帰りの坂道を車で下る時、ちょうど夕焼けが街にかかって、ついホロリとしてしまいました。

とりとめもないブログになりました。

読んでいただいてありがとうございます。

3年目も私にできることを、ひとつひとつやっていきます!

よろしくおねがいします!

ふうこ