太陽と風の力

漬物ともうひとつ、風の森キッチンで積極的に勉強しているのが干物です。

季節になると一気に採れる野菜は、フレッシュのよさを思いっきり楽しんだら、あとは漬物や乾物に。

発酵の力と太陽の力で、フレッシュとはまた違った旨味と栄養価が増しましになって、すぐに使い切るプレッシャーからも解放され、とっても便利でとにかく美味しいんです^^。

ブルベリーは甘みや味がぎゅっと凝縮して、半干しならばそのままヨーグルトにいれたり焼き菓子に入れたり、美味しくってすぐ食べちゃいます〜〜。ジャムのように砂糖を使わないのでいいですね。

大根と人参は前回美味しかった松前漬け風にしようかと。最近のまかないランチの夏カレーの頻度が高いので福神漬けも良いですね!

慌ただしくても、食材は命の一滴、なるべく食いしん坊魂全開で美味しくいただききりたいです。

やはり母ちゃん気質ですね〜(笑)

では!

ぬか床は日々違う気分屋。

我が家のぬか床です。まだはじめて2年半くらいです。

8月にはいってから気温が高いので冷蔵庫に入れました。

冷蔵庫では発酵が進みすぎないので安心です。

毎日混ぜなくてもラフに続けられるし、旅行なんかで留守にする時も数日はへいちゃらです。

でもやっぱりパンチが足りないというか、元気がない気がして、好みもありますが私は真夏以外は室温です。

時々強烈ですが、ふかふかに元気な糠が好きなんですね。

冷蔵庫では冷たく硬くしまってしまうので。

春にたくさんお分けした結果、ぬか床が少なくなって復活に少し時間がかかりました。

発酵にはだんだんと深まる良さがあるのと生ぬかも少しづつなので、やっと調子が戻って来ました♩♩

梅雨と夏のシーズンを過ぎた玄米なので、生ぬかも煎りあげて煎りぬかにしました。

少し香ばしい感じで、火が入ると、生とはまた違うエネルギッシュさ。

ぬか床は一年中私たちの免疫力や活力を守ってくれる、お守りです。

ピザ釜試作

ピザ釜を試作しました。

全て庭の改装で出て来たブロックと粘土土を使って。

見た目はまだまだ。

でもまた崩してつくり直せるので、まずはどんな設計が必要か使ってみて考えます。

火はやはり楽しい。

夏の1日でした!

お疲れ様です!

屋根修理の続き

さて、すっかり屋根に登るのもお手の物!?

今日はとりあえず屋根の懸案事項の仕上げ。

写真の金具は雪の滑り止めだそうです。

雨漏りの箇所やその周りをよく観察しながら、水の道を追って推理していきます。

水は高いところから低いところへ(たまに逆走もする)。

大雨の時に屋根に登ることはできないので、水量によってどこにどんな流れができて、どこが劣化したりしみているのかイメージします。

こんなところはわかりやすい。

雨漏りの真上ではなかったですが、おそらくここが入り口。

といが埋まってしまっているところは掃除。

浮いてしまったところは詰め物をして、

コーキング

上手にできたかな。

屋根の修繕でコーキングはあまりやらないみたいなのですが、

これも一つの方法。

勉強になりました。

今度の雨で漏らなかったら嬉しいな。

鬼瓦にハートのマークを発見!

庭と剪定とチッパー。

キッチンガーデンに蒔いた種から芽が出て育って来ました!

ちょうど播種の日と翌日と夕立が降ってくれて、たっぷりの水。

発芽が比較的遅い人参やパセリもでました!

これが大根。

もう少ししたら間引きです。

間引き菜はカイワレ大根サラダにしましょう♩

お隣、橋本家の庭はモクレンやゆずやボケなど色とりどり綺麗でしたが、小さな庭に大木になりすぎて、家の基礎やブロック塀を壊し始めて危なくなってしまったので一旦切りました。

少し悲しいけれど立地的にやむなく。。

すっきりしました。

さらに一軒お隣の松の大木(大きくなりすぎて門に食い込んでいました)もカット。

大きくなりすぎると大変なんですね。上から少しずつ切っていきます。

北海道の広い大地と山の間で育った私にはちょっと新鮮ですが、お庭って手入れが必要なんですね。

活躍したのがこちらのチッパー。

剪定された木をバリバリ食べてチップにしてくれるシンプルな優れもの。

おもちゃっぽく見えますが意外とパワーがあります。

川口市の資源循環課で無料貸出してくれます。

ただし、ゴミに出すのではなく、リサイクルして使う目的であること。

お庭のマルチに敷き詰めたり、畑に使ったり活用は色々できそうです。

大量の枝の山があっと言う間に小さくなりました。

おすすめです。

庭とキッチンガーデン

お隣の庭整理で木を倒し根っこを掘り、しているとたくさんの腐葉土がでてきました。

おそらく以前はとても庭の好きな方が住んでいたのだと思います。

ここ数年は空き家になって荒れていましたが、素焼き鉢や道具もたくさんでてきて相当好きな方だったようです。

捨ててしまうのはもったいないので、風の森キッチンとの境界のフェンスを取り外して土を運び、薪小屋の横に小さなキッチンガーデンを作りました。

以前から畑をやりたいとずっと言っていて、まず小さくても大きな一歩を踏み出しました。

鉢をならべて土留めにして、土をどんどん運び込んで行きます。

ある程度石や根っこを取り外してほぐし、畝をたてます。

まずは、植わっていたネギを移植して、あらたにいくつかのキッチンハーブとレモン、葉山椒を定植。

種は、今からでも間に合う早生の白菜、人参、ビタミン大根、サラダ菜などサラダ用の葉物を蒔きました。

楽しみです🎶

お隣のリノベーション

前の記事でも少し触れましたが、お隣に素敵なご家族が越して来ました!正確には今は住み込みのリノベーション中です。実際に住むのは娘のナツコさん。1年の半分はニュージーランド住まいの父ヒデさんと母アキコさんが中心となって絶賛改装中です。

それにしても基礎からだいぶ痛んでいるのでかなり大変な道のりです。

前の記事の水はけのこともここでも勉強になります。

大変な作業のはずなんですが、とにかく楽しくやっています!

どんな家になるのかワクワクしています。

経験豊富なお二人は私たちに色々教えてくれて、切り倒した木でチップを作ってマルチングにしたり、屋根掃除のついでに葛のつるで工作をしたり、庭でBBQやイワシの塩焼きを作ったり、なんだかすでにファミリーのようによくしてもらっています。

お手伝いはいつでも大歓迎です!

雨から学ぶことと屋根について

現在、屋根の上から庭を見下ろすとこんな感じです。初めて登りました。

北海道は瓦屋根ではないので私には新鮮です。

登るとあつあつで岩盤浴みたいです。

お隣のヒデさんに足場の組み方を教わり、にっこ君とつるちゃんが組み上げていきます。高いところで踏ん張れるのはさすが。私はおそるおそる。建設現場なんてこれをまだまだ組み上げていくんだから信じられません。

初登場お隣のヒデさんです。ただいまお隣のセルフリノベーション中です。

お隣、夏子ちゃんとつるちゃん。まだ会ったばかりですが、これからどうぞよろしくおねがいします🎶

登ってみるとあちこち傷んでいるところがわかってきます。

以前のコーキングが剥がれていたり

ヒビの入ったところを埋めて

落ち葉などで詰まってしまった雨どいを掃除。

ひどいところは木が生えていました(^_^;)

といがゆがんでしまっているところも。

うまく屋根の雨水が排水できずに家の周りにたまってしまうと、床下に入り込んで基礎が痛んだり、室内のカビの原因になります。

このあたりの家は排水がかなり課題のようです。

雨の日に観察してみると、といが機能していないところ、水が溜まっているところがよくわかりました。確かに溜まっているところの近くの和室は湿気が多く、先日も今年の長雨で畳の下がカビはじめてしまい干し上げたばかりです。

今までそこまで意識をしていませんでしたが、お隣に越してきた橋本一家のおかげでたくさんのことを勉強させてもらっています。

雨が降り始めると、あちこちのぼって水の様子を観察しはじめる母あきこさん。

どうやって水の道をつけていくか。

屋根があることが当たり前でしたが、古い一軒家に暮らすことはそんな課題も沢山あるし、それもまた暮らしとして楽しんでいけたらと思います。

ギフトと豆料理いろいろ

季節を問わずに年中食卓に登場する豆料理。

黒花豆と人参のマリネ。刻んだ人参とほっこり甘い黒花豆と酢、塩、胡椒、白胡麻油を少し。

二日目のほうが味がしみて美味しい。

たまご豆(白たまご)の出汁ひたし。

出汁に使った昆布、人参の皮、干し椎茸も刻んでいれました。

こちらも気持ち塩を強くするとだんだんとしみて数日美味しく食べられます。

飛騨のごく一部の地豆で、両親のおぼろげな証言を頼りに探して探して、当時私が働いていた旅館の女将さんのお知り合いの出身の村で育てているところにたどりついて、一握り分けていただきました。北海道とは気候が合っていたようで8年経った今は沢山収穫されています。昨年は台風の影響もあったので相当大変だったようですが、母がたくさん送ってくれました。有難い母の愛情です。あっさりとした上品な豆です。豆=種、タネの話は長くなってしまうのでまたにします。

桜豆(北海道の地豆)、湯むきミニトマト(そよかぜ農園)、あげ(広島)のサラダ。

塩胡椒で混ぜただけですが、トマトの酸味があげや豆に染み込んでよいかげんになりました。

あげは広島でお豆腐屋さん修行中の直美さんから送っていただきました。

直美さんは、風の森キッチンを作るときの改装工事で、最初の1ヶ月を風呂もないキャンプのような生活をしながら私と二人もくもくと炎天下の壊し作業をしてくれた方です。きっと丁寧に豆と向き合う日を送っているのだと想像しながら送ってもらったお豆腐を頂きました。いつかお豆腐屋さんを訪ねて行ってみたいです。

たくさん詰め合わせで届きました
直美さんから送ってもらった写真

こちらも同じく佐々木豆腐店のおからでひじきと枝豆の卯の花をつくりました。

たくさん美味しく頂きました。

お母さん、直美さん、ありがとう!

夏野菜と日差しと保存

日差しが強いこの頃、どんどん干せます。あっという間なので干しすぎに注意しています。

半干し野菜は旨みや甘みがぐっと凝縮して、漬物や和え物、炒め物にしても水分がベシャベシャと出ないので歯ざわり良く味も栄養も流れてしまわずに全ていただけます🎶

半干しキュウリの山椒醤油漬けは最高です。

トマトは湯むきして、カットして瓶詰め煮沸保存又は冷凍保存。一手間かけてソースやケチャップにしておくと◎

暑い日の冷やしトマトも最高ですが、火を通すと旨みがすごくでるので夏のカレーにはこの湯むきトマトがかかせません。北海道の実家ではよく夏にひたすらつくっていました。

そよかぜ農園に行ってきました!

オープンの前から私がインスタで拝見していて、レストランのオープン時にご相談したのがきっかけです。その時はちょうど端境期でお野菜がなかったんですが、しばらくしてのんさんからご連絡いただき、以来毎週とれたてのみずみずしいお野菜をおくっていただいています。

そよかぜ農園さんについては生産者さんの紹介ページにも掲載しています。https://kazenomoridayori.com/生産者の紹介/3/

8/1晴れ☀️

昨日までの長い梅雨が嘘みたいにいきなり晴れた暑い日でした!

子どもたちと早速はしゃぐ!

そして広い畑をトラックで色々と案内してもらいながら、畑のお話、土のこと、自然栽培について、暮らしのこと、たくさん話しを聞きました。

ナスの花

トマトのハウスで沢山収穫!暑い中最高のツマミ食い。

君たち、毎日庭のベリーや畑の野菜をツマミ食いできるなんて、羨ましいよ!

なんて私も北海道の同じような環境で育ちました🤗

畑の中や狭い道、時々木のトンネルの下をビュンビュン走るトラック🎶

持参のお弁当と採れたばかりの野菜をかこんで、桜の木陰でランチをしました。

大谷家の皆さんありがとうございました!実はずっとインスタではやりとりをしていましたが、のんさん(右端)にお会いするのは初めてでした。

お菓子のアトリエもほぼ完成、お家はまだゆっくりかもしれませんが着々と、セルフビルドでどんどん向き合っていくお二人と元気一杯の家族の姿に最高のエールを貰いました!!!!

忙しい中たっぷり1日お付き合いいただきありがとうございました。

また来ます!

建設途中の母屋とまぶさん。お父さん毎日畑に大工に頑張っています。

後日届いたお野菜BOXにはこのみちゃんからのメッセージ?!が。

夏野菜の季節、毎週元気な野菜が届くのが私の楽しみのひとつです。

薪小屋計画!

さて、少しあいてしまいましたが、薪小屋の製作風景の続きをアップします🎶

これがお庭のbeforeです。ここに薪をストックできる屋根を作りたいと思います。

まず材料を運び込む。入り口の狭い庭なので動線が一苦労。

ツツジに場所を移動してもらう。

根が大きくてここでまた一苦労。大きな株(カブ)を引っこ抜き、別の場所に植えました。

平らを測りながら、ブロックで柱を立てていく。

長野住宅の棟梁、通称親方です。風のような人です。

風の森キッチンの立ち上げでは言い尽くせないほどお世話になりました。親方の指揮で瞬く間に組み上がっていきます。

貴重な体験。

音楽家たちは作業中ピアノを弾いて応援(←テラス室も暑い)!

屋根は日差しが遮られすぎるので半透明の波板を。とっても立派な薪小屋に仕上がりました。

日が暮れる頃には完成!

ここで雨の心配をせずに貯えたり、干したり、生活小屋として大活躍すると思います。

風の森キッチン長期滞在者募集

上半期は、次々とキャンセルになる宿泊予約にただひたすらなすすべもなく、様々なニュースに一喜一憂し、GoToキャンペーンに翻弄され、それでもピンチこそチャンスと思いながら過ごしました。

考える時間をもらえたことで逆に考えすぎてしまったり、静かな家でポツンと泣いてしまうかもしれないと思いましたが、春先にピアニストのマクシムが日本ツアーのキャンセルにやれやれと現れたことがきっかけとなり流れが変わりました。

一人また一人と暮らしの仲間が増え、それぞれに仕事がはねてしまったり、在宅ワークになったりと変化を受け入れながらなんとか乗り越えることができました。

まき小屋をつくったり家の周りの整備をしたり、賑やかな靴箱と怒涛に過ぎていく時間。

当たり前がこんなにも当たり前じゃないなんて。

風がピタリとやんだかもしれないのに、こんなにも賑やかな日々。

今は共同生活のリスクも大きい中、一人一人の思いやりが家族のような一体感を生み出したと思います。

毎日つくるご飯の一回一回が当たり前じゃない、手を止めずにいられる事がこんなにも有難いなんて。

これからどんな仕事と暮らしを作っていけるのかまだはっきりとはしませんが、マクシムの帰国や引っ越す者もあり、シェアメイトを募集してみようと思います。

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『私はもっと暮らしに触れたい』

家屋

食べる

仕事

音楽

地域

健康に生きる

楽しい日、悲しい日、嬉しい日、頑張る日、のんびりする日、情けない日。

全てを包む家の力は、本当に大きな包容力だと感じます。

だけど暮らす人が居てはじめて脈動をはじめます。

この屋根の下重ねた出会いは、まだわずか1年半にして私の宝物です。

私ふうこがぐるぐると考えていること、もう一人では出来ません。

なかなかゲストハウスの再稼働が出来ない中それでもこの家を残したい。

風の森キッチンにて長期滞在メンバー募集です。

DIYや畑の仕事、

キッチンではオーガニック野菜を扱った発酵食品作りや干物作りなど、

手作りの暮らしと働き方とを日々模索しています。


最近は前庭で小さなキッチンガーデンをはじめてみました。
ピザ釜も計画中です。
隣接する林の整備から竹や葛のつたが出るので工作も出来そうです。

楽しいことはどんどんやりたい。


すぐお隣に越して来られた楽しい一家が古い家をセルフリノベーション中なので、改装のお手伝いも大歓迎です!
家のお直しなど学びたい方もぜひどうぞ。


東京都内や川口の市街地にも近いので新たな仕事を始める拠点にも活用して頂ければ嬉しいです。


都心に近い住宅街ですが隣接している林からさまざまな鳥や虫が庭や時折家の中にも遊びにきます。

気の通るきれいな空間、丁寧な暮らしを通じてシェアルームでもそれぞれが快適に暮らせるように心がけています。

現在メンバーの入れ替わりにより各部屋募集を開始しています。



1階:庭とテラス、キッチンダイニングと薪ストーブ、洗面スペース、トイレ、シャワー2つ、洗濯機、和室1部屋(6畳、個室ですが音やあかりが障子越しにもれてきます。)

2階:男女共有ルームシェア1部屋、女性専用ルームシェア1部屋、トイレ、ベランダ



掃除当番の家賃割引や、お手伝いと食事のエクスチェンジもあります。

どうぞ気軽にお問い合わせ下さい。